2013年7月14日日曜日
Freelancer.comをひさびさに使ってみた
ひさしぶりにFreelancer.comで英文添削を依頼してみました。日本語化も一部されていて少し使いやすくなった印象です。以下気づいた点です。
・依頼をアップするとすぐにコンタクトがはじまる‐20分内に20件くらいのオファーがある。いったんログオフするのではなくその場で誰に依頼するか決めてしまうほうがよい。
・英文チェックー6000字くらいで入札形式にしたところ50ドル-200ドルと幅がある。米国人の入札は当然高いし、インドやパキスタンは安い。今回はパキスタンの流体力学が専門の大学教授に80ドルで依頼。
・先方はポジティブフィードバックをほしがる。このあたりの仕組みとしてはyahoo auctionに近い。やり取りの中でメールアドレスも公開したので次回からは直接の依頼も可能。
・マイルストーンの設定が必要-これは大きなプロジェクトなどで段階的な支払いを行うことであるが、向こうから要求して来たりする。
・納期は3日で依頼したが実際は2日で終了、クオリティーは満足のいくものでした。
他にも数式の整理(5ドルでした)なども依頼してみました。英語でのやり取りがストレスですが依頼してその日に仕上がるなどスピード感はすごいです。
2012年12月1日土曜日
Kindleで論文は読めるか
Kindle paperwhite 3Gを購入しました。amazonのKindleストアを見るとラインナップも充実しており読書には良いかと考えたのが理由です。
で、論文なんかを読む際にも使用できるかどうかを試してみました。当然のことながらMendeleyなどの文献管理ソフトには対応しておらず、転送する必要があります。読みたい論文の転送ですがamazonのMy Kindle>パーソナルドキュメント設定に転送用のEメールアドレス ○○○@kindle.comがありますのでそこへメールに添付して送るだけです。
複数の論文を一度に転送するのもOK、日本語の論文ももちろんOK、フォーマットはPDFのみでなくHTML、DOC、DOCXなどにも対応しています。
で、読めるかというとそのままでは苦しい。A4で読むとちょうどよいものを6インチのKindleでそのままでは読めないですね。文字がつぶれ気味でかなり読みづらい。当然、拡大するのですが
まあそうすると読めます。問題はレスポンスがiPad、iPhoneと比べると遅いのでこれがネックです。1つのパラグラフを読んで、じゃあ次に、っていうステップでレスポンスの遅さからかなりイライラさせられてしまいます。この辺はやっぱりiPadのほうが圧倒的に良いですね。
Kindleはe-inkなので眼も疲れにくいし通常の読書には良いと思うのですが、学術論文を読むのにはかなり無理があるという印象です。
これはKindleの限界ともいえますし、学術論文が依然としてPDFを前提として作成されているのも一因かと。もはや90%、もしかしたら99%はPC上で論文を読んでいると思うので、PDFではなく学術論文に適したフォーマットが必要ではないかと考えています。
でもKindleは良いですね。バッテリー持ちもiPhoneなどと比べるとありえないくらい良いですし3Gですとどこでも購入できてしまいます。危険なことに欲しい本はその場で1-クリックで買えてしまいます。購入して1週間ですでに20冊くらい買ってしまいました。
2012年11月25日日曜日
Visual CSL Editorが使用できるようになりました
Mendeleyがversion 1.7にアップグレードされ大きな変更としては(以前と比べると)簡単に引用文献スタイルが変更できるようになったようです。
http://csl.mendeley.com/about/
からアクセスできます。
http://csl.mendeley.com/about/
からアクセスできます。
2012年10月27日土曜日
MendeleyでJournal名を省略形にしたcitation styleを作成する方法
Mendeleyで論文を作成する場合に投稿するJournalのCitation Styleがないことがあります。新しくCitation Styleを作るのはそれほど難しくはないのですが、Journalの証略形を使用するよう求められることがあります。
まさしく今回投稿したJournalから下記のような連絡が…
We would like to add the comments from Editors as follows:
In References, journal titles should be abbreviated according to “ Index Medicus”.
For example, American heart journal in Reference 5 should be abbreviated Am Heart J.
Please check whether journal title are correctly abbreviated when you submit the revised manuscript.
これは調べてみますとMendeleyの有名な弱点のようです。googleでsearchするともっともよい解説は
http://support.mendeley.com/customer/portal/questions/179297-how-to-enable-journal-abbreviations-
にありました。
1. Mendeleyのuser data folderにjournalAbbreviationsというフォルダを作成する。
2. default.txtを作成する。
3. ジャーナルの正式な名前をいれてタブで区切り証略形を入力する。
4. cslファイルのcontainer titleがshortになるようにする。
というステップを踏めばMendeleyを用いてjournalの証略形を使用することができます。
問題はdefault.txtの作成ということになるのですが http://pastebin.com/raw.php?i=tVrUas82 などからダウンロードすることもできます。ファイルで注意するのはcase-sensitive、大文字、小文字を正確に入力する必要があるということです。
Journalの証略形についてはIndex Medicusで調べるともできます。
追記:
http://support.mendeley.com/customer/portal/questions/179297-how-to-enable-journal-abbreviations-?new=179297
にあるmauricio arenasの書込みからhttps://skydrive.live.com/?cid=46047e8752dc6af3&sc=documents&uc=1&id=46047E8752DC6AF3!105#で一括してjournalの省略形のリストをダウンロードすることもできます。
下記はHeart and VesselsのCitationファイルになります。テキストファイルにcopy & pasteで作成、ファイル名を付けて保存して使用してください。これに上にあげたdefault.txtを使用するとMendeleyで省略形のJournal titleを使用できるようになります。
追記2:
引用文献がアルファベット順に並ぶため
を一部修正、削除しております。
まさしく今回投稿したJournalから下記のような連絡が…
We would like to add the comments from Editors as follows:
In References, journal titles should be abbreviated according to “ Index Medicus”.
For example, American heart journal in Reference 5 should be abbreviated Am Heart J.
Please check whether journal title are correctly abbreviated when you submit the revised manuscript.
これは調べてみますとMendeleyの有名な弱点のようです。googleでsearchするともっともよい解説は
http://support.mendeley.com/customer/portal/questions/179297-how-to-enable-journal-abbreviations-
にありました。
1. Mendeleyのuser data folderにjournalAbbreviationsというフォルダを作成する。
2. default.txtを作成する。
3. ジャーナルの正式な名前をいれてタブで区切り証略形を入力する。
4. cslファイルのcontainer titleがshortになるようにする。
というステップを踏めばMendeleyを用いてjournalの証略形を使用することができます。
問題はdefault.txtの作成ということになるのですが http://pastebin.com/raw.php?i=tVrUas82 などからダウンロードすることもできます。ファイルで注意するのはcase-sensitive、大文字、小文字を正確に入力する必要があるということです。
Journalの証略形についてはIndex Medicusで調べるともできます。
追記:
http://support.mendeley.com/customer/portal/questions/179297-how-to-enable-journal-abbreviations-?new=179297
にあるmauricio arenasの書込みからhttps://skydrive.live.com/?cid=46047e8752dc6af3&sc=documents&uc=1&id=46047E8752DC6AF3!105#で一括してjournalの省略形のリストをダウンロードすることもできます。
下記はHeart and VesselsのCitationファイルになります。テキストファイルにcopy & pasteで作成、ファイル名を付けて保存して使用してください。これに上にあげたdefault.txtを使用するとMendeleyで省略形のJournal titleを使用できるようになります。
追記2:
引用文献がアルファベット順に並ぶため
<sort> <key macro="author-short"/> <key macro="year"/> </sort>
を一部修正、削除しております。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <style xmlns="http://purl.org/net/xbiblio/csl" class="in-text" default-locale="en-US" version="1.0" demote-non-dropping-particle="sort-only"> <!-- This style was edited with the Visual CSL Editor (http://steveridout.com/csl/visualEditor/) --> <info> <title>Heart and Vessels</title> <author> <name>Naritatsu Saito</name> </author> <category citation-format="numeric"/> <category field="medicine"/> <issn>0001-6268</issn> <eissn>0942-0940</eissn> <summary>Springer Vancouver style - alphabetical</summary> <updated>2012-09-28T02:06:38+00:00</updated> <rights license="http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/">This work is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License</rights> </info> <locale xml:lang="en"> <terms> <term name="et-al">et al</term> </terms> </locale> <macro name="author-short"> <names variable="author"> <name form="short" and="text"/> <substitute> <names variable="editor"/> <names variable="translator"/> </substitute> </names> </macro> <macro name="author"> <names variable="author"> <name sort-separator=" " initialize-with="" name-as-sort-order="all" delimiter=", " delimiter-precedes-last="always"/> <label form="short" strip-periods="true" prefix=" (" suffix=")"/> <substitute> <names variable="editor"/> <names variable="translator"/> </substitute> </names> </macro> <macro name="editor"> <text term="in" text-case="capitalize-first" suffix=": "/> <names variable="editor"> <name sort-separator=" " initialize-with="" name-as-sort-order="all" delimiter=", " delimiter-precedes-last="always"/> <label form="short" strip-periods="true" prefix=" (" suffix=")"/> </names> </macro> <macro name="edition"> <choose> <if is-numeric="edition"> <group delimiter=" "> <number variable="edition" form="ordinal"/> <text term="edition" form="short" strip-periods="true"/> </group> </if> <else> <text variable="edition"/> </else> </choose> </macro> <macro name="year"> <date variable="issued"> <date-part name="year"/> </date> </macro> <macro name="title"> <choose> <if type="book"> <group delimiter=", " suffix=". "> <text variable="title"/> <text macro="edition"/> </group> </if> <else> <text variable="title" suffix=". "/> </else> </choose> </macro> <macro name="year-parenth"> <date prefix="(" suffix=")" variable="issued"> <date-part name="year"/> </date> </macro> <citation collapse="citation-number"> <layout prefix="[" suffix="]" delimiter=", "> <text variable="citation-number"/> </layout> </citation> <bibliography et-al-min="11" et-al-use-first="3" second-field-align="flush"> <layout> <text variable="citation-number" suffix=". "/> <group delimiter=" "> <text macro="author"/> <text macro="year-parenth"/> <text macro="title"/> </group> <choose> <if variable="page"> <choose> <if type="chapter paper-conference" match="any"> <text macro="editor"/> <group prefix=" " delimiter=", " suffix=". "> <text variable="container-title" form="short"/> <text macro="edition"/> </group> <text variable="publisher" suffix=", "/> <text variable="publisher-place" suffix=", "/> <group delimiter=" "> <label variable="page" form="short" strip-periods="true"/> <text variable="page"/> </group> </if> <else> <group> <text variable="container-title" suffix=" " form="short" strip-periods="true"/> <group suffix=":"> <text variable="volume"/> </group> <text variable="page"/> </group> </else> </choose> </if> <else-if variable="DOI"> <group delimiter=". "> <text variable="container-title" form="short" strip-periods="true"/> <text prefix="doi: " variable="DOI"/> </group> </else-if> <else-if type="bill book graphic legal_case legislation motion_picture report song" match="any"> <group delimiter=", "> <text variable="publisher"/> <text variable="publisher-place"/> </group> </else-if> <else-if type="webpage"> <group delimiter=""> <text prefix="In: " variable="container-title" suffix=". " form="short"/> <text variable="URL" suffix=". "/> <date variable="accessed"> <date-part prefix="Accessed " name="day" suffix=" "/> <date-part name="month" form="short" suffix=" " strip-periods="true"/> <date-part name="year"/> </date> </group> </else-if> <else-if type="thesis"> <group delimiter=", "> <text variable="genre"/> <text variable="publisher"/> </group> </else-if> <else> <group delimiter=""> <text variable="container-title" form="short" suffix=" "/> <text variable="volume" suffix=":"/> <text variable="page" suffix="."/> </group> </else> </choose> </layout> </bibliography> </style>
2012年7月26日木曜日
2012年7月12日木曜日
Thinkpad X220iレビュー
Thinkpad Edge13を使用していたのですが最近バッテリーが2-3分しか持たなくなり、購入して2年ということもあり買い替えを検討していました。
そんな際にたまたま見つけたのがThinkpad X220i、現在はX230が出ているので一世代前ということになります。Joshin webで\59800にクーポン割がついて\3000割引きの\56800、Office Personal+Wimax付ということで割安感が強く購入いたしました。
http://joshinweb.jp/pc/21231/4560209897277.html
届いて少し使用するとやはり遅い、Turion NeoのEdge13でSSD換装したものの方が体感としては速い印象です。やはりPCの体感速度にはSSDが重要という印象で、SSDに換装いたしました。X220のほうがEdge13よりもずっとメジャーですのでwebで検索すると容易にいくつも見つけることができます。
http://x220.cloud-line.com/ssd/
http://www.the-hikaku.com/pc/lenovo/ThinkPad-X220-4.html
http://tinatsutan.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/thinkpad-x220ss.html
それほど難しくなく30分程度で換装、CrystalMark 2004R3でベンチマーク計測いたしました。
まあこんなものでしょうか。総合スコアではEdge13よりはずっと早くデスクトップのH330(Corei5)よりは遅いという当たり前の結果でした。
重さはEdge13とほぼ同じですが、作りはX220のほうがかっちりとしている印象でした。
追記:妻に見せると"えっこれ新しいやつ?20年前のデザインみたい。"と言われてしまいました。確かにThinkpadはあまりデザイン変わらないですね・・・
2012年3月29日木曜日
PDF exportがうまくいかないときの対処方法-特に日本語文献
Mendeleyに取り込んだPDFファイルを再度PDFに戻したいときがあるかと思います。File→Export PDF with annotationというコマンドがあるのですが、これがうまくいかないときがあります。例えばファイルそのものがExportされない、ExportされたPDFファイルが文字化けしてします、etc。
この辺りはsupportでもよく問合せがあるようです。
http://support.mendeley.com/customer/portal/articles/search?q=PDF+export
サポートの返事としては
"We are aware of this issue, and believe that it occurs in some if not all papers when the paper title that you are trying to save contains a non-Latin character or an accented character. Could you please try to save it with an example name like test when you get to this point, and see if you are able to export the PDF with annotations? Thanks in advance."
なんですがこれですと日本語文献はほとんど無理、ということになります。
注釈なしでとりあえずPDFのみexportしたいという場合は実は簡単です。Mendeleyの右下のほうにある(上図赤枠で囲った部分)で右クリックしてopen file externallyでファイルを開くとadobe readerなどで開くのでそれを名前を付けて保存、でもともともPDFを抽出することができます。
最近まで気がつかなかったのですがMendeleyはPDFを全てそのまま保存しているのですね。 同様に右クリックでopen containing folderでどこにPDFがあるかもわかります。
Mendeleyのサポートを見ると質問、問合せに対しては24時間以内にMendeleyのサポートから返事がついていることがわかります。Freeの会員が多いと思うのですが、そのような人件費はどうなっているのか気になります。ResearcherのSNSを目指す、というのがMendeleyのコンセプトかと思いますがFacebookのような広告モデルでもないですし。
http://support.mendeley.com/
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