2011年7月3日日曜日
Start with Why
Simon SinekによるTEDでのプレゼンテーション、周囲へ強い影響力をもつ指導者や組織のアプローチは常にwhy→how→whatの順番であるということがいくつかの例をあげながら解説されている。
例えば通常のコンピューターメーカーのCMでは
"我々のコンピューターは素晴らしく" → "美しいデザインで簡単に使えユーザーフレンドリー"→ "1つ如何ですか?"となるがAppleのCMでは
"我々のすることはすべて世界を変えるという信念で行っています。違う考え方に価値があると信じています" → "私たちが世界を変える手段は美しくデザインされ簡単に使えて親しみやすい製品です" → "素晴らしいコンピューターができました"
となる。
ポイントはwhat→how→whyという順番で具体的なものから抽象的なものへ移っていくので具体的なものから説明しがちであるということ、ただし心へ訴えるにはwhyという抽象的な概念に踏み込まないといけないということ、である。ここがないと"細かいことはわかったけどどうも納得感が得られない"という状態となるという。
その他にもライト兄弟、マーチンルーサーキングなどの例が挙げられ"Starting with Why"の重要性が説明される。
やや我田引水的な論法がないでもないが的を得ているように思う。
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