2011年9月1日木曜日

What would you do シリーズが面白い

ABCのWhat would you doシリーズが面白い。やっていることはある種ドッキリカメラと同じなのだがSocial Experimentsと表現している。



この動画はカジュアルな格好で入ってきた黒人女性が店員から身体検査をされそれを見ていた周囲の客の反応をみるというもの。人種差別に対する反応をみている。黒人の子連れの夫婦が反応して猛烈な抗議を行ってる。




黒人が買い物をするとこのような差別にあることをshopping while blackというらしい。やはり見ていた黒人の買い物客が抗議の声を上げる。100名の買い物客を観察して抗議に入ってきたのは16名であった。



この動画では母親がベビーシッターに対してひどい扱いをする。母親は先ほどの人種差別をしていた店員と同じ女優が演じている。聞くに堪えかねた周囲の客が抗議の声をあげるが母親も反論する、"あなたには関係ないでしょ、こっちに来なさいよ、どうしたの、私が怖いの?"といった感じで。これが迫真の演技でほんとに怖い。



こんどはベビーシッターを黒人に、叱責するのは母親ではなくて子供になっている。この子役の演技もすごい迫力。見かねた周囲の客が抗議の声をあげるが負けずに子役も反論する。この回が一番見ごたえがある。



この動画ではパン屋の店員が盲目の客のお釣りをごまかすのを客が目撃するというもの。見ていた客が抗議の声を上げ始める。盲目の客が女性の場合は必ず他の客が抗議を始めるが盲目の客が男性の場合は必ずしもそうではなかったとのこと。



ゲイ、レズビアンのカップルがレストランを訪れるとウェイターから差別的発言を受け、それを聞いていた周囲の客の反応を見ている。



polygamy(一夫多妻制)の宗教グループが15歳の女の子を無理に結婚させようとしている。周囲の客の反応を見るが、演技が迫真で見ごたえがある。



スーパーのレジに並んでいると急いでいる客が割り込んできてその客に500万人目の賞金が当たった際の割り込ませた客の反応を見ている。ここまでくるとただのドッキリカメラだろう。人種差別、同性愛差別、障害者差別への対応、と同列にこういうただのドッキリカメラ的なものが混じっているのがこの番組のよくわからないところである。








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